就寝時の噛み締めや歯ぎしりの影響

PCやスマホを覗き込む姿勢で、使っていると、誰でも首が疲れるの感じると思います。
喉側が縮み、首の後ろ側が伸びていて、いわゆるストレートネックの状態になっています。
首の形状は横から見てS字カーブを保ち、頭蓋骨を支えています。
頭蓋骨は、5〜6kg、ボーリングの重さに匹敵し、5kgのお米袋にも例えられる様に、とっても重いもので、下顎の重さは、1kgもあると言われています。
当然ストレートネックでは、首凝りや肩凝りは、辛いですね。
当院に来られる方で、首凝り、肩凝りが辛い方は、噛み締めや歯ぎしりも気がつかないうちに起きていて、咬筋や翼突筋や側頭筋などの咀嚼筋に、凝りがしっかり溜まっています。
寝ている間に、咀嚼筋に溜まってしまった凝りを流そうと噛み締めや歯ぎしりが起きています。
噛み締めや歯ぎしりがおきると、首の芯が硬くなっていることに気がつくと思います。ですから、肩の筋肉、僧帽筋や頭板上筋をしっかり緩めただけでは、楽にならない方が多くおられます。

当院では、頭部への血流を良くして、自律神経を副交感神経優位の状態にもってゆき、脳脊髄液の流れを意識することで、体液(血液、リンパ液、リンパ間質液、脳脊髄液など)全体の流れをとるようにしています。